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ガスご利用案内

都市ガスの性状

本記載内容は労働基準法に基づき、職場で都市ガスを安全にご使用いただくために必要な情報を提供し、事故を未然に防ぐことを目的とするものです。

名称 都市ガス(13A)

配管について

都市ガス併用配管の場合は、そのままご使用いただけます。また、プロパンガス用配管の場合でも、当社の社員が点検し支障がなければ継続してご使用になれます。

物理的および化学的性質

物理的および化学的性質

成分およびその含有量

成分およびその含有量

人体におよぼす作用

都市ガスそのものを燃焼させることなく、高い濃度で長時間にわたり吸引した場合は、酸素量の不足(酸欠)による窒息等の害を人体におよぼす恐れがあります。

取扱いの注意
  1. ガスを取り扱う室内においては、常時有効な換気を確保する。
  2. 定期的にガス機器およびガス配管の周辺のガス漏れ検査(石鹸水、臭気の有無等による)を行う。
  3. ガス使用後は、機器栓・ガス栓を閉止することを励行する。
  4. ガス機器およびガス配管に衝撃を与えるような行為をしない。
  5. ゴム管を使用している場合には、定期的に取り替える。
  6. ガス機器の燃焼状態を適宜監視するとともに、必要に応じて専門家(メーカー等)による分解点検等を実施し、不完全燃焼による一酸化炭素発生防止に努める。
  7. ガス機器の燃焼状態の監視に関し、可能な場合は専門家による排気ガス成分測定を実施する。
  8. 法令によりガス漏れ警報器(または設備)の設置が義務づけられている建物は、法令の規定に従って設置するとともに、適宜警報器等の点検を実施し、機能を維持しておく。
応急処置

大量に吸入した場合
患者を直ちに空気の新鮮な場所に移し、安精に努める。呼吸が停止している場合人工呼吸を行い、呼吸困難の場合は酸素吸入を行う。必要に応じ医師の治療を受ける。

爆発や火傷を受けた場合
速やかに救出して応急手当をし、医師の治療を受ける。

火災時の措置
  1. 初期の火災には、水、粉末、炭酸ガス消火剤を用いる。
  2. 消火作業と同時に機器栓・ガス栓を閉止し、ガスの供給を遮断する。
  3. ガス使用後は、機器栓・ガス栓を閉止することを励行する。
ガス漏れ時の措置
  1. 速やかに付近の着火源を取り除く。
  2. 電気機器のスイッチの操作を禁止する。
  3. 機器栓・ガス栓を閉止する。
  4. 窓を開放し換気する。(電気機器のスイッチの操作を禁止しているため家電用設備を始動させる事は禁止)
  5. ガスの臭気が、感知される地域から人を批難させる。また、ロ−プを張る事にて同地域への人の立ち入りを禁止する。
  6. 速やかに最寄りの北日本ガスへ連絡し、出勤を要請する。
その他の情報

本シートは、労働安全衛生法の第57条の2に基づき、都市ガスを安全に取扱かうために必要な情報を提供し、事故を未然に防止することを目的として作成されたものであり、いかなる保証あるいは責任をもお受けするものではありません。また、注意事項・措置方法などは通常の取り扱いを対象としたもので、特別な取り扱いをする場合には、さらに用途に適した安全対策を講じられるようにお願いいたします。